一人暮らしが嬉しすぎる事態

念願の一人暮らし、やった嬉しーわ!「何が?」うりゃ、ベッドへザブーん。見てよほら、自分だけのベッド、机、食卓、居間、トイレ!それから…。

「あーもう止め!部屋の物、全部挙げる気?」だって一人暮らしよ?最高!「何がそこまで嬉しいんだか…」ったく、分かってねーわ。

一人暮らしまで、ずっと姉妹と同じ部屋で、衣食過ごせばそーなるわ。「まー自分、兄弟おらず、そーゆーの疎く」

ふーん、私、一人暮らしへ憧れてたわ。こげな日、来るたぁ最高!「もー、気持ち十分伝わったよ」駄目!せめてパーティーでも開催し、祝福を。

「勝手にやれよ。俺パス」え?来ねーの?「当たり前」むー、ぼっちで引っ越し祝い。きつきつ…。「他、友達や家族呼べよ」家族、無理。遠くて来れず。友達ゼロ。

「あーわーった!俺が参加すれば、万事解決。な?元気出せよ」やりぃ!これで頑張れるわ。「友達、増やせよ?」無理難題きたわー。大学も卒業、此処でぼっち。

「むっ、すまん」普通謝る?「っても…ね」